現状に対する焦燥感

こんばんは。土曜日は起きてまず「葬送のフリーレン」を見るのが楽しみだったんですけど、今日で終わっちゃって悲しいです。

振り返ると、2クールあったのに1話から最終話まで全部面白かったなと思います。安定してるのがすごかったですね。

 

あとは、あえて遠めのスタバ行きました。車でドライブするの好きで、良い気分転換になります。

特に今日は雨が降ってたましたが、車内で聞く雨音って、なんであんな心地良いんでしょうね。

 

スタバでは、図書館で借りた本2冊読み終えることができました。

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ブラックボックス」は、前半から中盤にかけてが自分好みの話でした。

主人公はメッセンジャーという、書類を自転車で運ぶ仕事をしています。不安定な雇用形態等、現状に対する焦燥感が強く描かれていて、自分自身も前職は非正規だったので、その時の自分と重ね合わせてました。

今の会社で10年20年と働いていく未来が想像できない。かといって、他に仕事の当てもない。気持ちの上では「早く現状をどうにかしないといけない」と焦るのに、実際の行動は昨日と同じ仕事に行き、昨日と同じようなことをしている。

気持ちと行動が一致していないことってありますよね。そういう心情の描き方が、とても上手だなと感じました。