こんばんは。今日は、上田岳弘さんのこちらの本を読み終えました。
ウーバーイーツ配達員のK、TikTokerの女子大学生ICOを中心としたお話です。
ウーバー配達員を見下した人物が結構登場します。けれど、当事者のKはそれを一切気にしていません。自分なりの目標を決めて、昨日より少しだけいい自分になっていることに喜びを見出す姿が印象的でした。
大なり小なり誰でも、他者を心の中で見下し、自尊心を保つことはあると思います。でもやっぱり、それを面と向かって相手に伝えたり、態度に出すのは客観視できてないですよね。正しさの押し付けであり、周りからの評判を落とします。
社会の変化のスピードが早くなると、年代間でも価値観のギャップは増えますし、他人の価値基準に振り回されないことの重要性がどんどん増していることを実感しました。